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池上金属製作所のブログです。
金属加工や会社についてのこと、私たちの日々についてなど 色々なことを綴っていきます。
私は長く旋盤をしてきましたが、良いものを作るため日々勉強中です。
Q、旋盤とはどういう仕事ですか?
私たちの生活にかかせない乗り物や、家電製品、または業務用の機械などは色々な部品によって作られています。
その中には旋盤でなくては作れないものが多くあります。私たちの暮らしに貢献しているとも言え、非常に重要性のある仕事だと思います。
Q、仕事の上で大変なことは?
旋盤の仕事は設計図をもとにはじめるのですが、材料を削る為のバイト(刃物)にはたくさんの種類と、それぞれの役割が有ります。それを理解し、選ぶ必要が有るのですが、中には現在のバイトでは対応できない特殊なものもあります。
そんなときはバイト自体を手作業で研いだり、加工することで対応します。
私たちが作る部品は0.01ミリ単位での精度が必要なものがほとんどですので、非常に重要な過程といえます。
明日に続きます!
本日は検査室で使われている測定機器をご紹介します!
こちらは表面粗さ・輪郭形状測定機です。
金属加工においてとても重要な表面粗さと輪郭部の形状の寸法測定を正確に行うことができます。
検査は機器の触針で製品を直接なぞることで測定します。
この触針を交換する事で表面粗さの測定と輪郭形状の測定を切り替えることが出来ます。
こちらが品質管理部。
当社では、製品の加工スタートにおいて、Wチェックを採用してます。加工担当者による一次チェックに加え、品質管理部で第三者確認としてのスタート検査を厳正に行っています。これにより、加工のスタート段階では、間違いのない品物の製作が可能となるわけです。
また、最終の抜き取り検査も品質管理部の大事な仕事です。この検査が当社から不具合品の流出を防御する最後の砦となっています。検査は全ての製品に対して行い、検査書の提出をお求めになられるお客様に対して、検査書を発行しています。
検査機器については、後日紹介しますね。