マシニングセンタ(MC)とは、自動工具交換機能を持ち、目的に合わせてフライス加工、中ぐり加工、ねじ立てなど異種の加工を1台で行うことのできる工作機械のことです。
旋盤との違いは、旋盤が「ワークを回転させて削る」のに対し、マシニングセンタは「刃物を回転させてテーブルに固定してあるワークを削る」点です。
NCフライス盤との違いは、工具自動交換装置の有無です。
マシニングセンタの一例をご紹介致します。
※機械詳細については 機械設備紹介 をご覧ください。
主軸(スピンドル)が垂直方向についています。
被削物をベッド上に固定し、上から主軸がおりてきて加工します。
立型マシニングセンタ
立型マシニングセンタの加工の様子
主軸が水平方向についてあり、ベッドもそれに合わせて横につきます。
立と横の使い分けは、材料の形状とテーブルに取り付けやすいかによって選択します。
横型マシニングセンタ
複数の面に加工箇所がある場合、その度に段取り替えが必要となってきます。
5軸機では、直線3軸のみならず、傾斜・回転2軸を割り出すことができ、それにより取付面以外の面の全加工が可能となり、段取工数が大幅に少なくなります。そして何より、加工精度が向上します。
5軸マシニングセンタ
こちらで取り上げている加工事例はほんの一部ですので、より詳しい事例につきましては 製作事例 を
ご覧ください。
アルミφ220を旋盤加工後、立型マシニングセンタで追加加工。
アルミ放熱版
マシニング加工例
マシニング加工例
削り出し
削り出し
アルミ鋳物・削り出し
アッセンブリも致します。