当社は各種金属精密部品の切削加工が専門分野であり、銅、アルミニウム、黄銅等の軟切削材から炭素鋼、ステンレス鋼、クロムモリブデン鋼等の硬切削材にいたるまで多種多様な金属製品を提供してまいりました。
また、最近ではポリプロピレン、ジュラコン、テフロン、塩化ビニール等の樹脂部品の加工にも携わっております。
特に自動車整備機器及び空調関連商品におけるD.T.O(Design To Order)の分野で優れた実績と高い評価を得ております。
D.T.Oというのは、よく自動車業界で使われる言葉で、得意先様からどういった製品が欲しいかというご要望にアイデアを絞りだし、設計・製図、試作、量産にいたるまでを責任を持ってお引き受けするシステムのことです。
今まで培ってきたこの分野での力を背景に今後は更に対応業種のバリエーションを拡げ、より多くのお客様に役立つ提案やニーズに沿った商品のご提供を進めて参る所存であります。
それではこのD.T.Oに関するフローを写真を交えて説明させていただきます。
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担当者がご依頼に応じてお客様のもとにお伺いし、ご意見・ご要望を最大限に網羅すべく綿密な打合せをさせていただきます。
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ご要望に添った製品作りのために、営業・設計・製造の各担当者参加の企画検討会議にて素案を練り上げます。
フリーハンドの図面をここで作成し、ニーズに沿ったものかを確認。
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企画・検討での素案をもとに作図作業に移ります。
2次元はもちろん、ご要望により3次元CADによる立体図もご提供いたします。
立体図も製品の外観や組付状態を確認するには、心強い味方となってくれます。
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形のなかったものがようやく姿を現します。この中にはそれだけで商品となるものもあれば、いくつかの部品を組み立てて一つの商品となるものもあります。
通常、設計変更は数回繰り返されることが多いのですが。
(試作は試行錯誤の略?)
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出来上がった試作品を営業・設計・製造の各担当者を交えた意見交換。
顧客の満足が得られるかどうか、喧喧囂囂の検討会議。
ここで3に戻るか6へ進むかの決断がなされます。
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お客様とは何度も電話もしくはメール等で製品に対する打合せを重ねておりますので、ここでおみせする製品に関しましてはお客様に満足していただけるものであると確信しております。
晴れて承認を得ることが出来ましたら受注・量産へと進むことが出来ます。
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